6月は、夏の訪れ、学年の終わり、試験 ……つまり、多くのフランス人にとってバカンスの始まりです!輝く太陽と共に、お祭りやイベントの季節がやってきます。6月にフランスで行われるイベントを簡単にまとめてみました!
6月21日:夏至、それは音楽の祭日!
6月21日はフランスで忘れてはならない日です!日中、夜遅くまで、国中がリズミカルで陽気な雰囲気に包まれます。「音楽の祭日(フェット・ド・ラ・ミュージック)」は国的な音楽イベントで、フランス全土の広場、通り、公園、施設などあらゆる場所で、プロ・アマを問わずさまざまなジャンルのコンサートが開催され、しかもすべて無料で楽しむことができます!この祭典は1982年から40年以上にわたってフランスで開催されており、今では世界各国で同様のイベントが楽しまれています。もし6月21日にフランスにいるなら、ぜひこの楽しい音楽の祭典で、街角に流れる様々なジャンルの音楽を楽しんでください!
歴史的出来事の多い6月
6月の歴史に刻まれた忘れがたい出来事を3つ紹介します。
ノルマンディー上陸作戦(1944年6月6日):この日は、フランスにおける第二次世界大戦の決定的な転換点となり、フランスと西ヨーロッパの解放の始まりとなりました。6月6日の朝、連合軍(米、英、仏、カナダなど)はノルマンディー海岸に上陸し、ドイツが構築した「大西洋の壁」に立ち向かいました。何千人もの兵士が海岸で命を落とし、内陸部へ進軍する際にもさらに多くの兵士が命を落としました。
今年は、自由の代名詞であったノルマンディー上陸作戦から80周年に当たり、多くの記念行事やイベントが予定されています。
1940年6月18日の呼びかけ:シャルル・ド・ゴール将軍が亡命先のロンドンからBBCを通じてナチス・ドイツへの抵抗を呼びかけたラジオ演説で、第二次世界大戦中のレジスタンス運動の最初の象徴的出来事とされており、毎年記念式典が行われています。
テニスコート(ジュ・ド・ポーム)の誓い(1789年6月20日) : 同年7月14日のバスティーユ襲撃ほど有名ではありませんが、1789年のフランス革命における重要な出来事です。この日フランスの議員たちは、憲法が制定されるまでは国民議会を解散しないことを誓い、この一致団結が、王政に終止符を打ったフランス革命へとつながっていきました。
国際的イベント:ル・マン24時間耐久レース
6月はまた、有名なル・マン24時間耐久レースが開催される月でもあります。世界最高峰のドライバーたちが一堂に会する伝説的なこの耐久レースは、今年は6月15~16日に開催されます!1923年から100年を超える歴史を持つ世界最古のモーターレースのひとつであり、F1モナコGP、インディ500と並ぶ世界三大レースとしても有名です。
ル・マン24時間レースに引き続き9月に開催される富士6時間耐久レースは、共にFIA世界耐久選手権(WEC)の一部です。富士6時間耐久レース開催期間中に、フランスのライフスタイルを体験できるマルシェ「ル・ヴィラージュ ボンジュール・フランス」を開催します。詳細は追ってお知らせします!
ボンジュール・フランスとともに、晴れやかな6月をお過ごしください!
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